2018-10-14

10「冷茶と残暑」

残暑厳しい。

この夏も何度となく入れた冷茶。
1年のほとんどを庭のハーブを活ける花器として用いるガラスのポットが
夏は冷蔵庫で涼しげに鎮座している。

茶葉と氷を入れて、ゆっくりゆっくり溶けるのを待つ。


この夏のお気に入りは許斐園の八女茶の玉露、長野園のさしま茶も好き。


キレイな緑色を期待しがちだがその色は淡く、極めて透明に近い。


だからこそなのか、その味にハッとする。
澄み切ったその色、視覚では水を連想するのだが、すぐに舌や鼻が「それ」に気付く。
少し戸惑い、すぐに笑みがこぼれてしまう。


2杯目からは「それ」を期待し口に運ぶ。
裏切らないその「茶」らしさに、今度は思わずうなり、頷く。

こどもたちのころころと移ろう表情が楽しい。


もう少し、夏を楽しめることが嬉しい。


家時間好き4児の母。台所育児エッセイ「暮らしに恋して」を執筆。子育てのゴールは親がいなくても生き抜く力を育むこと=自炊という信念。仕事は暮らし関連全般で多岐に渡るが一応料理家、「和食育こころ」主宰。誰でも簡単に作り置きできるおやつの著書もある。心地よく巡る暮らしの工夫をインスタグラムで毎日更新中。

インスタグラム 暮らしに恋して

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